※第1回を1とし、番号で記録します。1 合歓の花閉ぢて夜風の濃くなりし 愛知 山田七十 2 子供達寝つきて金魚落ち着きぬ 香川 小西としじ 3 露けさにただ触れてきしだけの径 茨城 今橋眞理子 4 轆轤場に詩集一冊天の川 福岡 安元しづか 5 ゆつくりと海立ち上が…
〇NHK俳句9/6:題「蛇穴に入る・穴惑」選者は堀田季何①泥に降る雪うつくしや泥になる②名山に正面ありぬ千蒲団 小川軽舟 名山に正面がある、という感動に季語「干蒲団」を持って来た。「干蒲団」という季語が景色の喚起に効果的。A 睡蓮やモネは曲がった道…
○+目次 序 芝不器男君は、俳壇に流星のごとく現はれて流星のごとくに去つた、若き熱情の作家である。 が君の熱情は、登山家としての魁偉なる風※(「蚌のつくり」、第3水準1-14-6)に、つねに沈黙と微笑とをうち湛へた湖のしづけさを思はしめた。だからその作品…
○東京新聞に「平和の俳句」という企画があるそうです。 「平和の俳句」は、読者から「平和」を自由な発想で詠んだ句を募集し、入選句を紙面に掲載して伝え合う“軽やかな平和運動“という企画。 最初は、戦後70年の2015年1月1日から17年末までの3年間、毎日連…
〇NHK俳句8/2:題「墓参」。選者は堀田季何さん、レギュラー:庄司浩平。・「歳時記と実感が合わないとき、どうする ? 」「地貌季語の活用」。(桜) 北海道では5月頃に咲く ①櫻咲くのかこの道にこの修羅に 五十嵐秀彦(うりずん) 沖縄の、3月から4月頃(旧暦…
最優秀句は、毎年、句碑が建てられるようです。 第29回「明日には今日は昨日になる 泳ぐ(海城高等学校A 下谷陽太)」 第28回「天に地に鶺鴒(せきれい)の尾の触れずあり(学習院女子高等科 本間まどか)」 第27回(2024年) ★戦死者のハンカチ青しそれを振る 岡 智…
〇NHK俳句7/5:題「香水」、選者は堀田季何さん、レギュラー・庄司浩平。「パイナップル」「ハイビスカス」 は高浜虚子、水原秋桜子、山本健吉など、それぞれの時代に歳時記を編む人たちが提唱し夏の季語となった。 「万緑」は、元々は中国・宋代の王安石…
◎第27回全国俳句大会の当日句。選者は木暮陶句郎★花時やむかし渋谷に富士見坂 ・第27回NHK全国短歌大会の特選歌★幼き日「夜の口笛は河童呼ぶ」と言われし真夜の風呂のしたたり 宮崎県 羽田任木子(小島ゆかり選)★出席簿の欠席理由に「あわび口開け」の文字あ…
題詠「口」部門の特選作品の内の5句。★シーサーの口の奥まで大西日 愛知県 花輪朋子星野高士選★箱わなの口の大きく冬ざるる 岐阜県 村山恭子・井上弘美千選★吹替と口ずれてをり夜の秋 東京都 根岸哲也・小澤實選★竜天に登るや河口波立ちて 広島県 坂本たか子…
〇NHK俳句 5/3:題「葉桜」、選者は堀田季何、レギュラー、庄司浩平、司会は柴田英嗣。 紫陽花のパリーに咲けば巴里の色 星野 椿②あぢさゐに触れて鋏のくもりけり 高田正子③兄亡くて夕刊が来る濃紫陽花 正木ゆう子④七変化住み替はりしはいくたびぞ 西村和…
※プレバト!!で芸能人が詠んだ俳句を徹底紹介するブログより。2024年2月末迄。 ◎全俳句目録 1 才能ナシ 滝を見て蛇口を閉めたか考える2 才能アリ 大仏が見ているつつじを僕見てる3 凡人 潮香りバスで浮き輪と胸膨らむ4 才能ナシ 運動会、老い、甥追い「お…
○新聞俳句4/14読売俳壇:★撃つ兵も撃たるる兵や雑木の芽 八幡市 会田重太郎 高野ムツオ選【評】撃つ兵と撃たれる兵がそれぞれ別なのではなく、同じ存在なのだという指摘が戦争の傷ましさを訴えている。雑木の芽が実に暗示的。4/14毎日俳壇:★添削の一字の重…
※龍太一が、『セントエルモの火』『HIGH・QUALITY』に続いて、第三句集『SKY・BLUE』を刊行された。 (帯-表) 龍太一の俳句の根底をなすのは、その細い目の奥から発する慈しみの光である。その光の元では、山蟻も猫の子も人間の赤子も等しく隔てない命として…
〇『俳句いまむかし ふたたび』を読む。2010年5月1日から始まった毎日新聞朝刊の季語刻々の連載。毎朝、社会面に今日の一句として、坪内先生が選んだ俳句と鑑賞エッセイが載ります。400回を超えた季語刻々のセレクト版です。去年の8月に出た「俳句いま…
〇数多くの句集や俳論、エッセイ集を発表し、俳句界をリードし続ける長谷川櫂氏による、待望の自選句集!第一句集『古志』から、最新句集『太陽の門』まで、全17冊の句集からその俳句のエッセンスを凝縮した一冊。句歴50年の「変遷」と「現在地」が見えて…