日々彦・詩歌句とともに

主に俳句、付随して詩歌などの記録

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

鶴見和子 歌集『回生』など

〇鶴見和子 歌集『回生』(藤原書店、2001 )などから ※脳出血で斃れた夜から迸り出た短歌一四五首。著者の「回生」の足跡を内面から克明に描き、リハビリテーション途上にある全ての人に力を与える短歌の数々 ・回生の花道とせむ冬枯れし田んぼにたてる小さ…

私が注目した2018年度プレバト俳句20選

〇1月初めの「プレバト(俳句)」は、名人・特待生9人による「冬麗戦」で兼題は「結露」。東国原英夫の「凍蠅や生産性の我にあるや」が優勝一位になる。 「凍蠅」は寒さで氷りついたように動かない冬の蠅を言う。結露から「凍蠅」を連想した発想と、昨年物…

冬道麻子の短歌から・握力計の知らざるちから身にありて4Bの鉛筆に文字現わるる

※10年以上前、養護学校で知り合ったKさんとの交流から。Kさんは筋ジストロフィを抱えながら病院生活を送り、そこの養護学校に生徒として在籍していた。 〇掲載句は、『森の向こう』(昭63)所収。元気で活発な少女だったが筋ジストロフィを発病、闘病生活…