2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
◎今月の印象詩歌句 8月 〇NHK俳句 8/4:選者・堀田季何、題「プール」。 ①(直喩)一枚の餅のごとくに雪残る 川端茅舎 ②(隠喩)水打てば夏蝶そこに生れけり 高浜虚子 ③(擬人法)海に出て木枯帰るところなし 山口誓子 ・炎天を槍のごとくに涼気すぐ 飯田蛇笏作…
○春秋社 案内 「名人はあやふき所にあそぶ」「松の事は松に習へ」など、今も様々な場面で使われる名言は、江戸の俳諧から生まれました(発言者は、ともに芭蕉)。本書では芭蕉を中心に、芭蕉の門人、蕪村、一茶など江戸時代の有力俳人と、正岡子規、高浜虚子…
小林一茶について 信濃北部の柏原宿(現長野県上水内郡信濃町)の貧農の長男として生まれる。3歳の時に生母を失い、8歳で継母を迎える。しかし、継母に馴染めず江戸へ奉公に出、25歳のとき二六庵小林竹阿に師事して俳諧を学ぶ(論拠不肖ながら、藤沢周平著『…