日々彦・詩歌句とともに

主に俳句、付随して詩歌などの記録

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

◎宇多喜代子『句集 雨の日』(KADOKAWA 、2024)

○透徹した眼差しで 森羅万象を詠みあげる第9句集 ひとつぶの雨はひとすじに結ばれて、やがておおきな水のかたまりとなる。 「山はおおきな水のかたまり」 祖母から教えられた言葉は、自然観と生活信条の礎となった。 雨や風や太陽や水、なにより清新な森の匂…

◎黒澤麻生子句集『金魚玉 』

◎黒澤麻生子句集『金魚玉 』(ふらんす堂、2017) 【黒澤麻生子略歴】 昭和47年 千葉県生まれ 平成11年 鍵和田秞子の「未来図」に入会 平成16年 「未来図」新人賞受賞 平成17年 「未来図」同人 平成20年 俳人協会会員 平成21年 藤田直子の「秋麗…

◎今月の印象詩歌句 9月

○俳人協会刊「俳句カレンダー」9月 ★葛の花むかしの恋は山河越え 鷹羽狩行=1930~2024/5/27。93歳。山形県生まれ。 記紀万葉の恋、逢瀬はそれこそ山越え谷越え。葛は昔からその根に薬効があるということで採取の為に若い者は山に入り、偶然他の村の異性と出…